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2019.09.12

現場から

古材

戌亥です。

今日は解体した家の柱を再利用している現場に行きました。

写真は和室に柱を立てた状態です。

既存の長押(なげし)がきれいに納まるよう柱を欠いています。

(この柱は構造的なものではなく、化粧のためつけています)

細かなところですが、こういったところがきれいに納まっていると嬉しくなります。

大工さんもきれいにできたと喜んでいました。

この古材の柱は、漆喰と柿渋を混ぜたものを家を建てた当時の方が塗られたそうです。

梁や鴨居などの接合部の切り欠きが残っていますが、お施主様が幼少のころから住まわれていた家の名残を残せてよかったです。

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