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2021.11.19

古民家ブログ

社長ブログ

リビングと和室

新築でもリフォームでも一番メインになるのが

このLDKです。

LDKが一つの部屋になった間取りが今では普通

になっています。

台所も食事をするところも一家だんらんの場も

それぞれ別の場所だったという時代もありました。

 

私が子供のころは台所は土間で竈がありました。

そこで食事をすることもあれば別の板の間に

小さなテーブル、卓袱台ですがそれを準備して

食べることもありました。

それが普通でしたが、今思えば面倒だったで

しょうね。

 

団欒の場と言えばその隣の6畳くらいの和室で

冬は炬燵を置いてみんなでテレビを見てました。

炬燵を置いている家も今ではあまりないのでは

と思いますが、一家だんらんの場としては最適

だったと思います。

特に冬はこの炬燵があると動きたくなくなります。

 

現代のLDKはその代りになるものですが、開放的

で家族それぞれが部屋を持つことが多く、なんと

なく疎遠になっているかもしれません。

せっかく造った団欒の場ですから、くつろぎの場

として有効に使ってほしいものです。

そこで子供さんが勉強してもいいですし、ご主人

が書斎の代わりにしてもいいと思います。

 

 

最近、和室はあまり造らなくなりましたが一部屋

くらいはあるのではないでしょうか。

この和室は寛ぐというか緊張やストレスをほぐす

には最適なんだそうです。

畳の香りやくすんだ感じの壁の色、木目の天井など

で血圧や脈拍が安定するそうです。

リビングダイニングのような明るい部屋もいいですが、

ゆっくりと落ち着ける部屋も必要です。

 


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった木の家づくりをしています。
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