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2026.01.23

古民家のこと

断熱工事

戌亥です。

 

古民家の現場で、断熱材を入れる作業が進んでいます。

古民家は途中で改装などがされていない場合は、床、壁、天井のどこにも断熱材が入っていません。

 

改装する際には天井と床は全面的に断熱材を施工することが可能です。

しかし、壁は土壁があるためすべての壁に断熱材を施工するには外張り断熱工法を採用しなければなりません。

外張り断熱は熱橋がなく、厚みも大きいものを張ればかなりの効果を見込めます。

デメリットは費用が大きくなる点です。

断熱材が大量に必要になるのと施工するための下地、仕上げの外壁工事も必要になります。

 

全面外張り断熱にて施工をさせていただくこともありますが、多くは土壁の隙間を埋めて、土壁のいないところには断熱材を施工する方法を採用しています。

土壁の室内側に断熱材を施工する方法もありますが、室内が狭くなるのと壁内結露のおそれがあるため結露計算をしっかり行わなければなりません。

 

写真の断熱材はグラスウールです。

今回の現場では

壁は100㎜

天井は150㎜

の断熱材を施工します。

 

壁は柱の太さに依存するため、ほとんど100㎜です。

天井は小屋裏に余裕があれば250㎜といったかなりの厚みを施工することも可能です。

 

グラスウールは他の断熱材に比べて材料費が安いためよく使用されますが、施工方法をしっかりと守らなければ断熱材としての効果をしっかりと発揮することができません。

施工の手間はかかりますが、長く快適に住んでいただけるよう丁寧に施工を進めていきます。

 

 


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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