2025.12.8
木の家づくりのこと
古民家のこと
古民家の改修から平屋の家 完成見学会

古民家のリフォームです。
古民家は現代の在来工法とは違って伝統工法といわれる
工法で造られています。
在来と伝統でどう違うのかといわれるとはっきりとした
基準はありませんが、一番わかりやすいのは基礎がない
ことでしょうか。
昭和25年に建築基準法が制定されましたが、それ以前に
建てられた家です。
石場建といわれる石の上に柱が立っている家です。
築年数が100年位の家は普通にあります。
長寿命です。
しかし経年で傷んでいるところもあります。
特に床組みや柱の足元です。
ほとんどは地面からの湿気が影響しています。
普通は風通しよく造られていますが、増築などで家が囲ま
れると風通しは悪くなります。

こちらは在来工法、現代の家の基礎です。
ここまで必要かと思われるほど鉄筋が配置されます。
石の上に家が載っていただけの古民家からは想像できないくらい
に変わっています。
地盤から高さを取ること、床下に土間コンを打設することで
構造材を守っています。
家自体も基礎に緊結され、古民家のように石の上に載っているだけ
の家とは耐震上も考え方が違います。

当社は今も構造材は大工さんが墨付け、手刻みしています。
いつも基礎工事中にこの作業をしてもらいます。
こちらの家は来年年明け早々に上棟の予定です。
数年前から新築工事は減って、リフォーム、大規模改修が多く
なりました。
その傾向はますます大きくなっているみたいです。
住宅価格が上昇して新築の家も何とか価格を抑えないと一般の
人には手が届きにくくなっています。
中古住宅を購入して改修する方がかかる費用は抑えることが
できると思います。
それゆえか古民家に人気が出ていますが、古民家も本格的に
改修しようとするとかなり費用が掛かります。
古民家は大きな家が多いです。
改修するとなるとその大きさに応じた費用が掛かります。
また今年から改修の内容によっては確認申請が必要になりました。
家は良くなりますが、当然それなりに費用が掛かります。
価格が安いからという理由で大きな古民家を購入すると改修、
維持費が大変です。

こちらは最近完成した平屋の家です。
世帯人数が少なくなり、平屋の家が多くなりました。
単身世帯という家もあります。
4人家族、35坪くらいが平均的だったのは10年から20年くらい前
でしょうか。
わずかこれだけの間に家が様変わりしています。
現代の家は高気密・高断熱です。
その性能はこれから先さらに上がることになります。
断熱という面では日本は遅れているそうです。
それゆえか窓が小さく、少ない家が増えました。
これは高断熱に有利ですし、サッシが少なく、小さくなれば価格も
抑えられます。
やや閉じ込められたような空間になります。
そんな住まいが好きな人もいると思いますが、やっぱり普通に
大きな開口部のある開放的な普通の家の方がいいのではないで
しょうか。
それにはさらに断熱性を上げることが必要になります。
上記の「平屋の家」は12月13日(土)・14日(日)に完成の見学会
をさせていただきます。
漆喰や杉、ヒノキを使った自然素材の家です。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
奈良・大阪・京都他で注文住宅の新築、リフォーム、古民家再生、古民家リフォームの施工事例はこちら↓


