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2025.11.11

古民家のこと

束石工事

戌亥です。

 

大和郡山市で古民家の改装工事をしています。

 

内装の解体工事も大方終わり、束石を据える工事が始まりました。

既存の束石もあるのですが、小さすぎたり、表面が凸凹していたりと再利用が難しいものはコンクリート束石に交換をしていきます。

 

新たに据える束石はレーザーで水平を出します。

 

昔は水盛り遣り方というホースをバケツと水を使って水平を調べていました。

レーザーが出てきてからは現場水盛り遣り方をされている方は見なくなりましたが、とても理にかなった方法だと思います。

 

上の写真は束石廻りのモルタルを均すためのコテですが、元々は二つとも同じ形をしたコテだったそうです。

上のコテは長年使っていく過程で削れ細くなっています。

金属のコテがここまですり減るとは思いませんでした。

コテの取手が新しく見えるのは自分で取り替えたそうです。

すり減ったコテのほうが手に馴染んで使い勝手がいいそうです。

 

左官屋さんのコテは構造が単純な分、長く使い続けることができます。

大工さんの道具は機械化が進んで、便利になった分、故障などで長く使い続けるのが難しいものもあります。

 

便利になるのはいいことですが、大切に長く使い続けることができるものを持ちたいと思います。

 

 


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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