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2022.10.31

家づくりのこと

スタッフブログ

新築の構造を検討しています

設計の阿部です。新築のお家の構造検討真っ最中です。

まずはプランをひととおり入力して、耐力壁の数やバランスを見てきます。耐震等級3(最高等級)、耐風等級2(最高等級)が確保できるように耐力壁、筋交い、火打ちなどを入力します。そして、梁や母屋といった構造材を入力して必要な梁高さを計算してみます。想定外の梁せいが出てくると、それは構造の組み方やプランに無理があるというサインです。ひとつひとつ検証して、組み方を変更したり柱を追加したりなどして、無理ある部分を解消していきます。

 

 

天井高さはどうするか、ロフトスペースをどう確保するか、室内から梁をどう見せるか、あるいは見せないか、外から見て屋根のこう配はどのくらいが良いのか、などなど意匠的な部分も構造と大きくかかわってきますので、プランを提案する段階でも構造検討は平行して進めていくことが理想です。プランと構造と行き来しながら、最終的な家の形が決まってきます。

弊社では構造計算とプラン計画を社内で行うことができますので、両方を照らし合わせながらより良い提案をすることができます。安全安心を基軸に、家がどのように見えるか、どのように見せるか、といったことも配慮して、お客様のご要望に応えられる提案をするように、心掛けています。

 

 


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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