2026.09.27
設計から
身体知
輪和建設の國分です。
先日、弊社では木工教室を開催いたしました。
たくさんのお客様に来ていただき、賑やかにイベントを完遂することができました。
作品も無事完成。参加していただいた皆様には感謝でいっぱいです。
さて、この木工教室で私は久しぶりに大工道具を扱いましたが、
意外と身体は覚えているもので、問題なく加工を進めることが出来ました。
先生が身に着けた技術は一生消えないと仰っていたのをずっと覚えているのですが、
なるほど、これは確かに。長い間やっていないのに自然と身体は正解の道筋をたどります。
学びのステップには「形式知」→「暗黙知」→「身体知」というながれがあります。
形式知というのは知識として知っている状態です。
様々な情報があふれる現代において知識は簡単に入手できますが、それと同時に知っているだけという頭でっかちな状態になる危険性もあります。
しかし、形式知というのは重要で、知るからこそその後の学びが捗ります。
知らなければ何も始まりません。
次に暗黙知です。こちらはやってみたからこそわかる知識。
例えば自転車に乗れるようになりたいというとき、
形式知としては右にこけそうになったらどうしたらいいか、前に進み続ければこけないといったものがあります。
でも知っているだけではもちろん乗れませんし、やってみるからこそわかることがあるのです。
それを踏まえて、学んでいくからこそ自転車に乗れるようになるのですね。
形式知が暗黙知に変わり、自転車に乗れるようになります。ぎこちなくですが。
さて暗黙知を手に入れ自転車に乗り続けていると、ぎこちなさはすっかり消えてなくなり、
何も考えなくてものれるようになります。
頭ではなく身体が自転車の乗り方を覚えたこの段階が身体知です。
ここまで来たら、一生ものの技術です。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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