HOME  >  ブログ  >  奪われし未来 | 奈良の木の家工務店、輪和建設

2021.09.23

スタッフブログ

奪われし未来

こんにちは!

見習い大工の中島です。

 

季節の変わり目で暑かったり涼しかったりと気温が定まらないこの時期は、毎年はやく秋になれー!と心の中で叫んでいます。笑

 

秋といえば読書の秋ですね!

読める時間が減っていますが、ちょこちょこと読み進めている本があります。

 

それは『奪われし未来』という本です。

この本の内容をざっくりまとめると、世間に溢れている多様な合成化学物質が、ホルモン分泌系の繊細な作用をどのようにして撹乱しているかについてです。

 

僕がこの本を読んでいて注目した点が2点あります。

1つはこの本の主である「合成化学物質のホルモン分泌系への作用」です。

化学物質ときくと、すぐにガンと結びつけられがちですがそれは後の話で、ホルモンの作用が撹乱される事で私たちが生きていく上でもっと身近な認知、欲求、行動、判断に影響がでるのです。

これについて僕は、本来の自分でいられなくなる事に恐怖を抱きました。

 

2つ目は「負の連鎖」です。

人間が作り出した合成化学物質は自然へと放たれ、食物連鎖を通し濃縮されていきます。

その濃縮された合成化学物質を人間が取り込む事になり、自然界を巻き込んだ壮大なしっぺ返しが起こります。

また、その合成化学物質たちは次の子供へとさらに濃縮され引き継がれていきます。

発達障害などが増えているのもこの影響があるのではないかと考えています。

 

まさに「負の連鎖」、この本の題である『奪われし未来』ですね。

 

暗い内容ですが、オススメの本です!

興味がある方は是非読まれてみて下さい!

 

 

 


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった木の家づくりをしています。
奈良・大阪・京都他で注文住宅の新築、リフォーム、古民家再生の施工事例はこちら↓

施工事例を見る