2021.05.20
スタッフブログ
無垢杉材
輪和建設の戌亥です。
少し前の記事ですが、日刊木材新聞に
ムク杉材の抗ウィルス性確認
という記事がありました。
これは無垢の杉材にウィルス液を滴下し、2時間後に滴下したウィルス液の感染力を調べるという方法で確認され、99.9%不活化されたそうです。
同様に化粧合板でも同様の方法で検討されましたが、抗ウィルス効果は認められなかったそうです。
ウィルス液はインフルエンザウィルスA型が使用され、新型コロナウィルスに対しても効果が期待できるそうです。
ウッドショックで外材が手に入らず、木材価格の高騰が懸念されていますが、国内の材にこういった付加価値があるのはとてもいいことだと思います。
どうしても安価なビニルクロスや化粧合板が多く選ばれますが、ウッドショックを機に国内の木材の利点が再度見つめられ直すいい機会でもあると思います。
写真は天井に杉板張りをした例です。