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2021.02.26

スタッフブログ

リフォーム工事がはじまりました。

輪和建設の小林です。

 

先日から小泉町でのリフォーム工事がはじまりました。

1階部分を全て改装する計画です。

解体が進み、今まで確認できなかった部分が露わになり、

全て見れる状態になってから、再度図面を確認します。

柱位置は適切か、既存の梁成は足りているか、既存の筋交いの状態確認と再活用するかどうか、基礎の状態など

間取りを大きく変更する際には、普段見えないところにこそ気を付けなければなりません。

木造の一般的な考え方から、ここには梁がこの向きで入っているだろう。

柱があるから、梁成はこのくらいだろうと検討してから間取りを作成していますが、

たまに、変わった梁の架け方をしているお家もあったりします。

めくってみて、想像以上に立派な梁が入っていて安心する場合もありますし、

継ぎ足し継ぎ足しで心もとない構造材が入っていることもあります。

タイル張りのお風呂やトイレは特に柱・土台が腐っていることが多いです。

また、ブロックで腰まで作っている場合もあり、その時は耐震を考える際苦戦します。

今回は基礎のコンクリートをそのまま高くしていたので、安心しました。

様々なことを加味しながら、耐震補強計画を練り直すことも行います。

一つ一つ慎重に考えていきたいと思います。