2025.04.29
スタッフブログ
ホッとする杉材

こんにちは。輪和建設の國分です。
今日はちょっと、杉材の話をしてみようと思います。
みなさん、家づくりを考えるときって、デザインとか間取り、設備のこと、そして「素材」選びにと考えることがいっぱい大変ですよね。
ここで一つ迷いを消して差し上げようと思います。
内装の素材は私個人としては杉がオススメです。(窓枠建具枠は檜かな。)
杉。日本では昔から使われている木材なんですけど、今またその良さが見直されてきています。
理由はいろいろありますが、一番はやっぱり「温もり」。
部屋に入った瞬間、「あ、なんか落ち着くなあ」って感じる。
あれって、木の香りとか、やさしい色合い、肌ざわりのおかげと言われています。
それに、杉は調湿性があるから、ジメジメした季節は湿気を吸ってくれて、乾燥してるときは適度に水分を放出してくれるます。つまり、一年中快適な空間をつくってくれるということですね。これはエアコンに頼りすぎずに暮らすためにも大事なポイントですよね。
※僕はエアコン大好きです。笑
そして、杉材はとてもやわらかいので、床に使うと足ざわりが気持ちいいです。
小さなお子さんや年配の方がいる家庭にもピッタリで、万が一転んでも、コツン、で済むことが多いです。
ただ、もちろんデメリットもあります。たとえば、キズがつきやすい。
でもそれも、「味」として楽しめますよね。そして何より暮らしていくうちにできるキズやへこみって、その家族の歴史そのものじゃないかなって思います。
傷がつきにくい素材で神経質に傷がつかないように過ごすより、傷がつくのが当たり前の素材でおおらかに暮らし、傷を見返して過去に思いを馳せる。
素敵ではないでしょうか。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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