2025.04.8
スタッフブログ
万博テストラン

中西春代です。
4月5日(土)大阪万博のテストランに行ってまいりました。
仕事柄か、まだ未完成の工事現場や来場者に配慮した職人さんたちの仕事に目が行きます。
私たちは東ゲートからの入場でしたが、表題の写真は舞洲駅から会場への階段。
会場入口では手荷物検査で時間がかかり1時間並んで入場できました。
東ゲートの天井には無垢の杉材がきれいに張られています。
遠目に写した写真しかないのですが、板を固定するビスの後も見えなく、どれだけの人工がかかっただろうか、足場はどのように組んだのだろうか、こんなことを想像するのが楽しくあっという間の一時間でした。
鋼管と竹で組まれたベンチ。
大阪ヘルスケア舘のDNAを表現した螺旋階段はとても美しく、一般家庭の螺旋階段として作ってみたいと思いました。
荷物が搬入されるイタリア館。
3000年の歴史を誇る中国、さすがです!
リサイクルアルミニウムの赤が華やかなシンガポール館
そして世界最大級の木造建築物としてギネスに認定されている大屋根リンク
全周2025mですので歩き応えもありますが、眺めが素晴らしく感動です。
そして、西ゲートのバスターミナルの屋根はペロブスカイト太陽電池が設置されています。
ペロブスカイト太陽電池はフィルム型で主原料がヨウ素であることが注目したい点です。
さて、批判の多い大阪万博で、万博終了後はどうなるのかと環境面においても疑問が多く残りますが、次はパビリオンをしっかりと見て、万博の求心力と発信力を受け取ってみたいと思います。
そして、最後になりましたが、会場で働く皆様の「おもてなし」はすばらしく、普段当たり前に受けている日本のおもてなしが当たり前ではないことを知る機会となりました。
ありがとうございました。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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