2025.04.6
スタッフブログ
頑丈な土地の選び方

輪和建設、國分です。
今回は「頑丈な土地の選び方」について、ちょっとお話ししてみようと思います。
家を建てるとき、どうしても「間取り」や「デザイン」「素材」なんかに目が行きがちですが、実は**一番大事なのは“土地”**だったりします。
どんなにいい家を建てても、その下の地盤が弱かったら…
地震が来たときに不安にならないためにも、「頑丈な土地選び」はしっかり押さえておきたいポイントです。
じゃあ、「頑丈な土地」ってどんなところ?って話ですが、まず大事なのは地盤です。
地盤が強いかどうかは、ぱっと見では分かりません。昔、田んぼや沼地だったところは要注意。今は宅地になっていても、地盤がゆるい可能性があるんです。
地名に「沼」「池」「川」などの漢字が入っていたら、それもヒントになります。もちろん、実際に地盤調査をしてみないと正確なことは言えませんが、「この辺の地盤ってどうですか?」って不動産屋さんや工務店に聞くのはすごく大事です。
あともう一つ見落としがちなのが、「擁壁(ようへき)」です。
傾斜地に建っている土地で、コンクリートの壁で支えてあるようなところ、見たことありませんか?
その擁壁が古くて劣化していたり、ちゃんとした基準で作られていなかったりすると、あとで大きな補修が必要になったり、最悪使えない土地になることも。
購入前に、擁壁の状態をしっかりチェックしておきましょう。
そして最後に、ハザードマップの確認も忘れずに。
最近は大雨や地震も多くなっていますから、洪水や土砂災害のリスクがあるかどうか、事前に調べておくことが重要です。
自治体のホームページで誰でも無料で確認できます。
ということで、家づくりのスタートは「頑丈な土地」から。
長く安心して暮らせる家をつくるために、土地選びも慎重に、しっかりやっていけると良いかもしれませんね。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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