2025.02.11
スタッフブログ
建築基準法の改正が施行されます。

輪和建設の千葉です。寒い日が続いています。来週はまた寒波が押し寄せるそうなので、皆様お体ご自愛下さい。
建築基準法の改正がこの4月に施行されます。新築木造住宅に関しましては、これまで4号特例として緩和措置が図られていたものがございましたが、2階建て住宅や200㎡を超える平屋につきましてはこの緩和措置が廃止となります。そのことにより、申請対象建築物につきましてはこれまで確認申請図書において、省略されていた構造関連や省エネ関連の書類の添付が必要となります。これにつきましては業務上添付する書類が増えるということだけですが、あわせて大規模な修繕・模様替え(いわゆるリノベーション・リフォーム)につきましても、今まで確認申請の提出自体が不要であったものが今回より必要になるケースが出てきます。大規模という表現がされていますが、建築物の主要構造部といわれる壁・柱・梁・床・屋根・階段のどれかが半分以上改修されるものについて確認申請提出が必要になります。確認申請提出が必要になるということは、構造を計算上現行の新築住宅の基準数値にあわせたものにしないといけなくなり、このことは今後のリノベーション・リフォームにおいて、確認申請の提出が必要かどうかということも含めて、改修する範囲を決定する際に大きな影響を及ぼす事になると思います。
写真の私個人所有の法令集は毎年法改正されるため、年度ごとに新しいものが出版されているのですが、2020年以来入手していません・・・。ここ最近書店に行くたびに2025年度の新しい法令集を入手しなけばと思ってはいたのですがまだ購入していないので、次に書店に行った際は購入してこようと思います。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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