HOME  >  ブログ  >  被災建築物応急危険度判定士養成講習会 | 災害から身を守るための家づくり| 奈良の木の家工務店、輪和建設

2025.01.31

スタッフブログ

被災建築物応急危険度判定士養成講習会

設計の千葉です。

今年も早くも1ケ月が過ぎようとしています。早いです。そして寒いです。

振り返ると早すぎて何もできてないような気しかしません・・・・。

 

そんな中、先日奈良県が主催する被災建築物応急危険度判定士養成講習会に参加いたしました。

 

これは地震の発生直後に、被災した建築物の内部に立ち入ることができるかどうかを3段階で判定し、その内容を周囲に周知するための判断基準を勉強する講習会です。県内の建築士など約80人の方が受講されたそうです。

内容は木造・鉄骨造・RC造と構造の違いにあわせて異なる判断基準が設けられていますが、おおよその内容は共通したものとなっております。この講習を受講することによって資格が与えられ、県の要請により災害現場に赴き危険度の判定することができるようになります。能登半島の地震の際も数名の方が奈良県の要請により派遣をされています。

このテキストには様々な細かい判定基準について記載されています。内容と量については一度の講習会ではなかなか覚えきれるものではございませんが、大事に保管をして、時折目を通すようにしようと思います。

何よりもこの危険度判定をしないといけないような大きな災害が起こらないことを願うばかりですが。

 

 


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
奈良・大阪・京都他で注文住宅の新築、リフォーム、古民家再生、古民家リフォームの施工事例はこちら↓

施工事例を見る