中西春代です。

昨日は好天の中、白藤学園おおみやこども園の木工教室に弊社社員大工３名でお伺いしました。

白藤学園おおみやこども園はJR奈良駅から徒歩５分という立地条件ですが、園庭の片隅には野菜が植えられていて、子どもたち個別の鉢植えにはカブが立派に育っており、自然に触れる教育にも力を注いでおられることに感心しました。

さて、今回子どもたちが使う道具は、実際には鋸や金づちでしたが、カンナやノミの使い方も目の前で実演すると、子どもたちからは歓声があがり鉋屑を触ったり匂いを嗅いだり、僕もしたい！私もしたい！と大盛り上がりでした。

今回は、色んな建築の端材を用意し、それを見て子どもたちがそれぞれに作りたいものを発想し形にしました。

子どもたちの発想を理解するのに時間がかかりましたが、形になっていくと無口だった子が生き生きと話し出したり、お互いに打ち解け完成を喜ぶことができました。

吉野の木に触れ香りを楽しみ、それを切り釘でつなぐという体験、大工という職人の姿、それらの事が子どもたちの五感に記憶された良い一日になったと思います。

「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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