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2024.10.27

スタッフブログ

南海トラフ巨大地震への備え

中西春代です。

先日、大阪で開かれた鎌田浩毅先生(京都大学名誉教授、京都大学経営管理大学客員教授、龍谷大学客員教授)の「能登半島地震から学ぶ直下型地震の予想と対応」と題した講演会に行ってきました。

鎌田先生はメディアにもよく出ておられ、YouTubeでも講演会の動画を多く出されていますので皆様も視聴されたり、ご著書を読まれたりされているのではないでしょうか。

講演の内容は、鎌田先生のホームページから今までのご講演をYouTubeでも見ることができますので検索なさってください。

ご講演の中で、南海トラフ巨大地震は2030~2040年の間に必ず発生する、その根拠とどのような被害が出るかを分かりやすくお話ししてくださいました。

このような知識を広め、その知識のある人が自分の身を自分で守り、その知識に同調感応した人の身を守ることができる。

そのために、メディアに出、YouTubeを出し、ご講演なさっておられます。

たまたま、今回講演会に参加できた私の使命は、やはり耐震性能を上げて安心安全なお住まいを皆様にお届けすることだと思っています。

M9の地震とそれに伴う津波の被害も想定してご講演いただきましたが、今の耐震性能が通用するかどうかは分かりません。

しかし、今までの巨大地震でのデーターを基に国が推奨する耐震性能を実現させていきたいと思います。

弊社の設計士は、お客様のご要望に沿いながらも、いかに強い家を作るかに全力で取り組んでいます。

完成してからでは見ることができなくなる構造を、構造材を妥協することはありません。

命を守る住まいです。

そして経験豊富な大工の智慧、日々現場で学び続ける弊社の若い大工の知恵、その力も相まって、強く美しい家が出来上がります。

そして、輪和建設はより強い家をつくることを使命とし、耐震を学び続け知恵を働かせ、自然と共にあることに謙虚であり続ける。

この事が、能登半島地震により犠牲になられた方々のお冥福をお祈りすることだと覚悟しています。

能登半島の皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお 祈り申し上げます。

 

※今回の写真は、鎌田先生のご著書「マグニチュード9に備えよ」を紹介されたアマゾン様のページより拝借しました。ありがとうございます。

 


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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