HOME  >  ブログ  >  ポリシーなき住宅郡 | 魅力的なまち並みと風景の条件は同質なモノの集合奈良の木の家工務店、輪和建設

2024.08.26

スタッフブログ

ポリシーなき住宅郡

輪和建設、大工の國分です。

魅力的なまち並みと風景の必要条件は同質なモノの集合である。と僕は常々思うのですが、それと同時にそれは十分条件ではないとも思っています。

つい最近、休みを利用して、アテもなく車でふらふらと魅力的なまち並みと風景を探していたのですが、かつてニュータウンとして栄えたであろう、同じデザインの住宅が建ち並ぶエリアを発見しました。

かつて栄えたであろう、と表記した通り、

僕が見たのは見るも無惨に廃れた街並みでした。

特に面白みもなく、息苦しいこの街並みは

人が棲みつかないのも少し納得してしまいます。

同質なモノの集合であるこのエリアですが、結局のところ、一つ一つの建築のデザインが悪いと、魅力的にはならないのでしょう。ニュータウンという時代の風潮にのった工務店が適当なデザインでお金儲けだけを考えたのでしょうか。一つ一つの住宅に愛やポリシー、地域性を感じられないデザインというのはこうも魅力にかけ、将来性のないものなのだなぁと感じました。

結局この日は、魅力的なまち並みと風景を見つけるには至りませんでした。

まち並みと風景探しの旅はつづく。

 

 


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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