2024.07.27
スタッフブログ
太陽の塔

輪和建設、大工の國分です。
つい最近、休日を使って神戸に遊びに行ったのですが、そのとき思いつきで太陽の塔に寄りました。
そしたらなんと、中に入場できるとのこと。
以前行った時は入れなかったので、衝撃でした。
しかも、大阪万博当時の太陽の塔の内部空間が復元されているそうです。
これは見るしかないと思い、入場料を支払いいざ中へ。
中はとてつもない、なんじゃこりゃな空間。
圧巻圧巻大圧巻でした。
太陽の塔はあのなんとも言えない存在感が好きでしたが、中がこんなふうになっているとは。
地中から吸い上げるエネルギーが太陽の塔という花を咲かせており、そのエネルギーというのは生物の歴史そのもの。
なるほど、太陽の塔はそういうものだったのか。
中に入り初めて太陽の塔の正体が分かりました。
ところで岡本太郎さんの作品はなんとも奇天烈なデザインをしていますが。なぜあのようなデザインか知っていますか?
それは日本におけるデザインというのが、西洋文化に憧れたおしゃれでモダンなものと、古き良き日本のなんたらなものの二つしかないから。そこに一石を投じ、新たな価値感の創造を、日本に新たな文化を、進化を生み出したかったからです。
素晴らしい思いと、それを形に変える力強さを感じます。
その思いの力なのか、本来ならば6ヶ月で取り壊されるはずの万博の会場施設のうちの一つである太陽の塔は永久保存がきまり、今でもこうして存在しているわけです。
やはりモノづくりをする立場として、その場を訪れる人々、使用する人々に感動や影響を与えれるよう頑張っていきたきものです。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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