2024.07.19
スタッフブログ
配筋検査

設計の小林です
蝉の大合唱で夏真っ盛りという感じがします。
先日、新築工事の配筋検査でした。
珍しく女性で年配の検査員さんで、検査は指摘もなく、検査後に他の話で盛り上がってしまいました。
設計の仕事をしながらでなかなか子に時間をかけれなかったけど、曲がらず育ってくれたと話していました。
今でこそ、労働基準や育児休業など建築業界でも労働者の人権が守られるようになりましたが
私が働き始めの10年以上前は、本当に子育てしながら設計の仕事をしていく未来が見えないほどひどいものでした。
検査員さんは、さらに昔なのでかなり苦労されたそうで想像を絶します。。
以前の職場では、子育て中の女性の一級建築士がいましたが、その方も
今の会社はやっと雇ってくれたが子供のいる女性設計は本当に採用してくれないとおっしゃっていました。
建築士の講習も女性は本当に少ないです。
そんな環境なので、同職種、同性というだけで嬉しくなるのです。
話は戻りますが、配筋検査では社内検査と第三者機関の検査員さんによる検査をしていますので
基本的に検査員さんが来るときに指摘があることはありません。
今回も構造は耐震等級3で基礎の構造計算も耐震等級3対応となるようにしています。
上部構造が耐震等級3でも、基礎まで等級3対応の計算でされているところは少ないと思います。
基礎屋さんに、輪和建設の基礎は大変だと文句を言われますが、基礎がしっかりしていてこそだと思うので頑張ってもらっています。
安心して暮らしていただけるのが一番と思っています。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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