2024.06.15
スタッフブログ
建物探訪研修旅行

中西春代です。
6/11・12、毎年恒例の輪和建設協力業者会『和みの会』の研修旅行に行ってきました。
毎年お世話になっている旅行会社の方は弊社の旅行の目的をご理解いただいていますので、古民家、歴史のある建造物の見学を提案していただいています。
今回の旅行も建造物に目を見張る充実した二日間となりました。
先ず、一日目です。
越前市の創業明治元年の料亭旅館 寿屋(すや)さんでお昼ご飯をいただき、食事の後は、国登録有形文化財の茶室対碧亭を見学しました。
次に南越前町の河野北前船主通りを散策し、北前船主の館『右近家』と国重要文化財『中村家住宅』を見学しました。
そしてお宿は、加賀山城温泉『森の栖』さんでお世話になりました。
このホテルは建物がすばらしいからと旅行会社さんが推してくださいました。
予算の都合で、本館での宿泊となりましたが広々としたお部屋で建築として学ぶことが多くありました。別邸はもっと見ごたえがあることと思います。
写真は森と一体となった廻廊です。どこからでも絵になり高低差の移動が楽しくなります。
次に二日目です。
一乗谷朝倉氏遺跡を訪ねました。
特別史跡、特別名勝、重要文化財、と国の三重指定を受けておられます。
その中の復原町並みは、1573年織田信長によって焼き払われた戦国城下町で、平成7年に立体復原の事業が始まりました。
復原と復元の違いは、奈良文化財研究所さんの「なぶんけんブログ」でご確認ください。
復原されるのには、発掘された大工道具や出土品に基づいて再現されたそうです。
毎回ですが、どの観光地も現地のガイドさんに案内していただきますが、ネットやガイドブックではわからない情報もあり、ガイドさんの郷土愛も伝わり、訪れた土地への愛着がわきます。
ご参加いただいた皆様、お世話になった方々に感謝の二日間でした。
写真は、森の栖さんの廻廊です。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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