2023.05.13
スタッフブログ
古い手道具

輪和建設の森下です。
ゴールデンウイークは広島の実家に帰っていました。その時に、知り合いの祖父が大工をしていてもう使っていない道具があっていらないか?と言われ、その道具をもらいに行っていました。
もう40年も使っていないそうで、さすがに鑿や鉋などは錆びていました。しかし、こういった刃物は、研いで綺麗にしてやれば、再び使えるようになるものがほとんどです。これが、大工道具のいいところじゃないかなと思います。僕も、父親が大工をしていた時に使っていた鑿をもらいました。
いただいた道具の中には、使ったことのない道具もたくさんありました。道具からどんな仕事をしていたかやどうやって仕事をしていたかなどがわかります。機械がまだそんなにない時期には敷居や鴨居の溝は手で加工していました。畔挽鋸(あぜびきのこ)を使って溝の幅を切り、機械作里鉋(きかいじゃくりかんな)などで溝を仕上げたりしていたそうです。
道具の発展によって仕事の効率化などがどんどん進んでいっています。しかし、こういった古い道具で昔ながらのやり方というのも趣きあっていいんじゃないかなと思います
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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