2023.05.6
スタッフブログ
復帰いたしました
輪和建設の小林です。
一年ほど出産・育児休業を頂いておりましたが、5月1日より復帰いたしました。
大学を卒業してから、建築と関わらない日はなかったので、とても新鮮な一年間でした。
久しぶりにモデルハウスに入ると、以前は慣れてしまって気が付かなくなっていた木の香りを感じることができました。
なんと清々しく心安らぐ香りだろう、、、
一度離れることで、改めてわかることも多くありました。
今後に活かしていきたいと思います。
復帰してから、早速古民家の現場を3件見させていただきました。
1軒目は、曽爾村の先日竣工を迎えた現場。
周辺の景色がとても良く、ダイナミックに景観を取り入れる大きな窓のある書斎。
ここでの読書やコーヒータイムは最高です。。夜はBar空間としてもいいですね。。
この辺りは、外灯なども少ないでしょうから、夜には星空も眺められるのでしょうか?
素晴らしい景色に思わず感動しました。
間取りはパントリーの位置がとても良く、キッチン・玄関・水回りそれぞれの中心に位置しています。
帰ってきて食材などのストックにもいいですし、水回りのストックにも、様々な使い方が出来る収納だと感じました。
2軒目は、同じく宇陀市の工事中の現場。
こちらは、集落とは里山でやんわりと隔たれた土地でとても自然豊かな場所でした。
久しぶりに職人さん達に会うことが出来ました。
現場の綺麗さに驚きました。大工の中島さんが掃除を頑張られているそうです。
掃除・整頓は、安全性や効率もあがることにつながるので、見習いたいと思いました。
3件目は高取の解体工事中の現場。
よく、浴室廻りは柱の腐食、シロアリなどでスカスカになっていることが多いのですが、
こちらは大きな被害もなく、比較的健康的な構造躯体でした。
家の中も風通し良く代々大切に住まわれてきたのでしょう。
人が住まなくなると家は一気に傷みます。
風が流れなくなることで、湿気がこもり、カビや腐朽菌が繁殖、ダニも増え、害獣も寄ってくるようになるそうです。
暫く空き家で、床が抜けてしまっているお家や柱が大きく傾いてしまったお家に伺ったこともあります。
古い家は物が多く、実際片付いている部屋は数部屋という場合も風通しが悪くなっている原因の一つにもなります。
掃除、整頓、風通し。これらを日々心掛けるだけで無垢の家は何百年も永く住まうことができます。
何代も大切に住まわれてきたお家を残したい方が多くいらっしゃします。
家の歴史を繋いでいく事はとても素晴らしく思います。
久しぶりに古民家の現場を見させていただき、胸が高鳴りました。
気持ち新たに、励んでまいりたいと思います。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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