2023.03.20
スタッフブログ
現場から
やっぱり木が合う?
現場監督の植田です。この時期限定で、おはぎマエストロになれそうです。昔はそんなに食べなかったのですが…
新築のお家では、週末の構造見学会を終えてひと段落。現在は壁の断熱材施工がほぼ完了している段階です。
このあとは、外部に面した基礎立ち上がり部分の断熱材施工や、床の施工へと続きます。
最近、壁や屋根の断熱材として木を繊維状にした素材を使用する商品への関心や期待が高まっているように感じます。
弊社でも度々議題に上がる木質の断熱材。
特徴として木の吸湿性はもちろん、熱容量が大きい=熱にさらされても温度が上がりにくい性質から、夏の過ごしやすさが期待されています。
一方、補助金制度などで必要とされる断熱性能を満たすには、施工や仕様面でまだ少し課題があるようで、一足跳びにはいきません。
温度変化が少なく過ごしやすいことは、住まう方にとってとても大切なことです。それを前提として、私の主観ではありますが、無垢の木の家には木のものが合いそうですし、何より最後には自然に還るという点で、理にかなうのではないかな、と思うところです。
「現状では数字に表せないけれど、肌身で感じとれる快適さ」というのがあるなら、そこに目を向けてみるのも新しいあり方のヒントになるかもしれません。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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