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2023.03.7

スタッフブログ

古民家ブログ

宇陀古民家改修真っただ中です

設計の阿部です。

宇陀古民家改修が進んでいます。

内部の床や天井をはがしてみると、柱の根本や外壁の下あたりに腐れている部分や雨漏りにより梁が傷んでいる部分が出てきました。

解体がすすんでくると、設計の段階ではわからなかったことがあらわになってきますので、あらためて現場に行き、現場監督や大工さんとどのように改修をすすめるのかを話し合い工事を進めています。

傷んだ部分は材を入れ替えたり補修をしたりしてから、新しい床や天井を貼るようにします。見えないようにフタをするのではなく、見えないところだからこそしっかりと直すことが、建物寿命を延ばすために必要です。

 

お客様がこの物件を購入される決め手になったのは、このお家の縁側の心地よい雰囲気だそうです。このお家が持つ特有の心地よさを残しつつ、断熱性や防犯性も高めて住まいやすくなるように改装しています。

玄関前の枝垂れ梅がほころんできました。来年の今頃には、この枝垂れ梅を眺めながら、普段都会で忙しくされている身体と心をゆっくりと休めてほしいです。

 


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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