HOME  >  ブログ  >  古民家の床下診断と耐震診断 | 奈良の木の家工務店、輪和建設 築年数で市場価値を判断せず、正当な価値が見いだされる

2023.01.30

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古民家ブログ

古民家の床下診断と耐震診断

設計の阿部です。
平群町の古民家にて、古民家鑑定につづき床下診断と耐震診断を行いました。
築60年ぐらいの立派な材が使われた古民家です。大工さんだったお父様とおじい様が建てられたとのこと。

床下はラジコンのようなカメラを搭載した専用の装置をリモコンで操作しながら見ていきました。

耐震については、現状の建物の揺れ方をみていきます。実は地面も建物も、常に揺れているのです。その地面の揺れ方と建物の揺れ方の違いや揺れ方の振れ幅をみていきます。

依頼者といっしょに、大きな画面で確認しながら調査をすすめていきました。

普段見ることのできない床下をみるのは、なんだかワクワクします。

また、建物の揺れを表すグラフは心電図のようで、なんだか建物が生きているようでした。

立派な古民家でした。築年数だけで市場価値を判断するのではなくて、このような調査をしっかりすることで正当な価値が見いだされることが望まれます。

 


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