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2020.06.28

スタッフブログ

いよいよ工事終盤です

輪和建設の小林です。

 

大和高田の新築工事が内部左官工事真っ最中です。

ここまでくると、もう工事終盤です。

 

 

 

 

本日は千葉の基本設計をご担当された松本先生の立ち合いで、詳細部分の確認をしていただきました。

「全く問題ないです。とてもいい仕上がりです。困ったな~指摘するところがないなぁ~笑」

とおっしゃっていただき、ほっとしました。

お施主様も喜んでいただけて嬉しい限りです。

 

 

普段弊社では、間取り~詳細設計図作成~構造計算~現場確認まで、社内の担当設計が行っていますが

今回は、間取り・構造を外部の松本建築設計室の松本先生がされ、

詳細図面は私が作成し、松本先生にチェックしていただくかたちでした。

 

エアパスの設計講座で色々と教えて頂いた松本先生と実際に実務で一緒にお仕事をさせて頂くとこができて

私自身とても学びが多く、木造の強さ・美しさを再認識しました。

 

先生が現場で「想像以上に手間がかかったでしょう?」

とおっしゃっていました。

構造の刻みの段階から手間がかなりかかりました。

仕上げ段階でも手間がかかっています。

 

木造住宅は手間をかければかけるほど「愛着の湧く住まいになる」と聞いたことがありますが

本当にそんな気がします。

 

現場の職人が一丸となって住まわれる方のために手をかけた住まいは良いと思います。

 

「こんなん大変やんか~」といいながら、それ以上にこたえてくれる弊社の職人さん達。

本当にありがたいことです。

 

新たに愛着が湧くというのもありますが、愛着を引き継ぐことができるのも職人さん達の技のおかげです。

大和高田の新築では解体前の家の構造材や床柱などを再利用しています。

天理の新築では解体前の家の建具やガラスを再利用しています。

 

少しでも住まわれる方が、ほっとできるような、また愛着の湧く住まいになれば嬉しいです。