輪和建設、大工の國分です。

つい最近、建方(たてかた)に初めて参加しました。

建方と言ったり、建前(たてまえ)と言ったりするのですが、これは何もないところ(基礎は据えてあります)に柱や梁などを組み上げ、家の骨格を作る工程の事を示しています。

もちろん、床や壁など面となる安全な場所はなく、地上2m〜5m程の高さの細い材の上を渡り歩きながらの危険な作業となります。

家を建てる工程の中でも非常ーーーに重要で危険な作業なので、最後には上棟式といった無事に組み上がったことを喜び、分かち合う行事があります。

そんな建方への初陣は、スーパーバンビちゃんから成長することなく幕を閉じました。

つまり生まれたての子鹿のようにガクガクブルブルで全く上では立てませんでした。

それでも這いつくばりながら、少しずつですが作業をこなし、無事事故なく完遂することができたので良かったです。

「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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