2022.10.1
スタッフブログ
金輪継ぎ、追掛け大栓継ぎ

輪和建設の森下です。
YouTubeで、大工仕事の動画をよく見るのですが、追掛大栓継ぎと金輪継ぎの強度はどちらが強いか比べるという企画を見ていました。
輪和建設では、梁の継手は台持ち継ぎでやっています。しかし、ボルトで繋ぎ合わせているので、化粧材の継手ではあまり使わず、化粧のところは金輪や追っ掛けを使います。
この2つはボルトの代わりに、木の栓を打ちます。これによりズレ防止や材と材を引っ張り合わせてくっつける役割を担っています。
それでも、栓だけでは強度もあまり出ませでは、何で強度が出ているかと言いますと、面と面の摩擦により、強度が出ています。
二つとも、刻む時に大きい面が2面作られます。それが相手の材の面と摩擦力を生み、強度が出てくるようになっています。
改めて墨付け、刻みの大切さを感じました。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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