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2019.07.30

スタッフブログ

奈良を知る①

中西春代です。

先日、『奈良ホテル館内 美術品&調度品めぐり』に参加しました。

奈良ホテルは何度か訪れていますが教えていただくと見るもの聞くものへの意識が高くなります。

奈良ホテルは終戦後米軍に接収されていた時期があり創業時からの資料は燃やされたそうです。

米軍の命令でベランダの欄干は白地だったのを丹色のペンキが塗装され

貴重な絵画や調度品は接収前に隠されたそうです。

難を逃れた品には上村松園が描かれたポスターや中村大三郎の絵画

横山大観と河合玉堂による外国のお客様のお土産つくられた『扇子画』

オールドノリタケや大倉陶園製の貴賓洋食器等々が展示されています。

フロントには手巻きの時計や床に密着して作られた金庫がありこれらは現役です。

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屋根には鴟尾が火除けのまじないとしてつけられています。

奈良ホテルをはじめとするクラッシックホテルは全国にもありますので

他も訪れ案内をしていただきたいと思いました。