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2019.09.27

スタッフブログ

漆職人のお父様から引き継いだ材

2019.09.27

輪和建設の阿部です。
奈良市のリフォームが順調に進んでいます。ご実家を解体する際に古材を引き取り、今回のリフォームに活かしました。
その材は、漆職人だったおじい様が何度もなんども漆を塗ったものだそうです。おじい様が塗る姿を見ていたそうですし、山にいっしょに漆を取りに行っ思い出も含めて、お客様のいろいろな思いがつまった材です。
加工をするにあたっては、表面をけずるとせっかくの塗装部分がとれてしまうので、大工さんは大いに苦労したようですが、まるでそこにあったかのように、古材を入れ込んでいます。写真は古材の柱を装飾として立てたもの。そして、階段板はテーブルに加工しました。加工にいろいろな制約はありますが、材を活かしたリフォームが形になってきています。完成まであと半月です。
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