2022.06.28
スタッフブログ
30年モノ
輪和建設、大工の國分です。
木材を加工するうえで
必須のアイテムの一つに
自動カンナ盤というものがあります。
大工さんによってはプレーナーとも呼ばれるこの機械ですが、
希望した厚み寸法に材を削ってくれるのでとても重宝します。
そして、カンナ仕上げほどとはいいませんが、
機械を通した材の表面が凄く綺麗になって出てくるので、
使っていてとても気持ちがいいです。
今は先輩の大工さんの自動カンナ盤を使わせて頂いているのですが、
こらがなんと、かれこれ使って30年近くになるそうです。
大工は道具がたくさん必要で壊れるたび、修理に出していてはお金がいくらあっても足りないらしく、今までも自分で修復しながら使い続けているそうです。
こんなに長い間連れそうなんてもはや、奥さんのような存在ですねと、先輩の大工さんとお話ししながら、私も長い間大事に道具を使い続けていきたいと思いました。
「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった奈良の木の家づくりをしています。
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