2019.11.27
スタッフブログ
エアパス東海関西ブロック会
輪和建設の西川です。
先日、25日・26日の2日間、エアパスグループの東海関西ブロック会に参加させていただきました。
年2回、秋と冬に木の家づくり・エアパスの家づくりを行っている工務店が集まって勉強会と意見交換をしています。
今回は、愛知県の戸田工務店さん主催でした。
戸田工務店さんも、弊社も加盟している古民家再生協会に加盟されています。
現場見学では、新築工事中の古材をふんだんに使ったお家を見せていただきました。
梁や建具を再利用し新築することは弊社でも良く提案させていただいていますが、
柱までほとんどの構造材を古材を使って建てられたそうです。
奈良では大黒柱は天井の高さまでの場合が多いですが母屋組まで届くほどの長さの大黒柱が再利用されていたり
鉄砲梁が使われていたり、直径80㎝はありそうな大断面の梁など古材の個性の強さに圧倒されました。
古材の違いは年代だけでなく地域差がかなり大きいと思います。
そして、設計課での分科会では、民法改正についての勉強と日頃問題点となっている事の共有と対策を話し合いました。
同じような家づくりをしているが故なのか、各社問題点が似たところもあり、
改善するにはこうした方がいいね、など話し合えたのはかなり貴重な時間でした。
自社内だけでは、気づけない部分も他社からの同じ設計課からの意見によって気づく部分も沢山ありました。
貴重な時間と場所の準備をしていただいたスタッフの方々に感謝申し上げます。
これからの弊社の家づくりで、今回の学びを活かしていきたいです。