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2022.03.24

スタッフブログ

輪和のSDGs

建設業における女性の活躍について

輪和建設の阿部です。

輪和建設のSDGs取り組みについて、2022年1月に日本SDGs協会のSDGs事業認定を受けました。

申請の際に認定機関である日本SDGs協会のご担当者からは、輪和建設は女性の従業員割合が半数いることから、建設業界おいて女性が活躍する職場となっていることも大きく評価いただきました。

現況として、日本の建設業における女性の就業者数の割合は、2020年で16.7%です。増加傾向にあるものの、まだまだ低い水準にあるといえます。2019年の雇用者総数に占める女性の割合が45.0%ですから、建設業界で活躍する女性は本当に少ないのです。さらに、建設業界で働く女性の多くは事務職で、女性技術者の女性比率はわずか8.1%です。こちらも増加傾向にあるものの、女性が進出する余地が大いにある業界です。

輪和建設では、設計、現場監督、大工、事務経理の職種部門に分かれていますが、設計に3名、現場監督に1名、事務経理に1名、女性が活躍しています。家づくりでは、家事動線や子育て目線が重視されます。そういったことから、女性設計士がお客様に寄り添うプランニングを提案できることは輪和建設の強みになっています。さらに、プラン段階だけではなく今まで男性が力業で解決してきた家づくりの現場の仕事を、女性目線も入れて整理し解決していくことは、今後建設業界で女性が活躍するための土壌をつくり、ジェンダーレスな世界への対応力をつけることになります。女性の職人が活躍する現場、多様な形態の家族の家づくりに対応するべき未来はすぐそこに来ています。

 

参考:WAT REPORT「建設業における女性就業者の比率と職種、地位について」

厚生労働省「平成30年の働く女性の状況」

 

 


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった木の家づくりをしています。
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