HOME  >  ブログ  >  2月、窓からの陽だまり |大和郡山、天理での注文住宅の現場| 奈良の木の家工務店、輪和建設

2022.02.3

スタッフブログ

2月、窓からの陽だまり

輪和建設の小林です。

 

矢田町の新築工事も天理市の新築工事も大工工事が終盤になってきました。

思い描いていた空間が形になっていく、とてもわくわくする瞬間です。

光の入り方、外の景色の見え方など期待していた通りや期待以上になっていると嬉しくなります。

天理の家は、離れとの関係から、北側リビングですが、大きな掃き出し窓を2つ並べることで、暗さを感じず開放的なリビングになっていました。

矢田町の現場では、2階ホールの窓からモクレンの花が見えていてとても素敵でした。

 

矢田町の家は、敷地の条件から南北に長い家の形をしており、普通に間取りを計画すると、1階部分の大半が暗くなってしまうのですが、

家の中心あたりに吹抜けをもうけたり、南側の窓を大きくとるなど工夫をしました。

現場の写真をチェックしていくと、いい光が入ってきているので、よかったなと思います。

日中の明かりが欲しい部屋とそうでない部屋があると思います。

この寒い時期は特に、リビングやダイニングなど日中ゆったり過ごす場所は、明るく開放的な方が気持ちが晴れやかになります。

以前友人が雪の多い地域に移住した際に冬雪雲で覆われていて日中も暗いのが気持ち的に沈んでしまうと話していました。

太陽のエネルギーは心理的にも関係するように思います。

一方で、食品庫や納戸、WICなどは陽の光が入って欲しくない部分でもあります。

また意見が分かれるところではありますが、寝室も夜勤などされている方は、日中の光を遮断したいという方もいらっしゃいます。

古いお家に住まわれている方だと、キッチンが北東の奥の方にあり、光が届かない暗い空間で調理をしているのが辛いといった意見も良く聞きます。

もちろん、夏は光が入りすぎると暑いので、庇の出などで日射を遮る工夫もとても大切です。

今の2月頃の冬の陽だまりが一番室内に届きやすく、温かくやわらかい光になっています。

そんな、中でゆったり過ごす時間はとても素敵ですよ。

ゆっくり本を読んだりお茶をするのにとてもいい時間・空間になります。

勉強するのも私は明るく広々してるところでする方が好きでした。これはお子様によりますかね?

 

 

来月末にはどちらの新築も見学会をさせていただく予定ですので、ぜひご体感いただければと思います。

 

 


「吉野の木を伝統技法で建てる工務店」輪和建設株式会社では、永く健やかな暮らしを求め、自然素材にこだわった木の家づくりをしています。
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