HOME  >  ブログ  >  伝統工法のお家に使用する雇竿鯱栓を手刻み中 | 奈良の木の家工務店、輪和建設

2020.02.4

スタッフブログ

大工さんが刻んでいます

弊社の作業場では、ただいま大工さんが新築物件の構造材を刻んでいます。手刻みです。ひとつひとつの木のクセを読みながら、木と会話をしながら、作業がすすめられています。

今回の現場は伝統構法を取り入れた新築物件です。手刻みを取り入れている弊社でも、こんな分量の作業はそうありません。大工さんは「珍しい現場。でも、こういう構法は後世に残していかないと」と言ってくださっています。

このようなめったにない機会を与えてくださいましたお客様と刻みの腕を持っていらっしゃる大工さんに感謝です!

 

雇竿鯱栓(やといさおしゃちせん)
栗材で隙間に栓をします。(その栗材もただいま刻み中です!)