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2021.04.16

社長ブログ

合同入社式

 

奈良県中小企業同友会主催の合同入社式です。

当社から二人出席させてもらいました。

大工職と設計士です。

合計33名の方が参加されていました。

「入社式」と言っても小さな会社では大した

ことはできません。

そこでこの入社式に参加させてもらいました。

 

新しく社会人になるというのはわからないこと

だらけです。

「自分もこんな時があったのだな」と思いつつ

すでに同世代は引退の時期を迎えています。

 

入社式では心構えや「働く」ことの意義などを

基準法にも照らし合わせてわかりやすく説明し

てくれました。

その後「てんびんの詩」という近江商人を描いた

映画鑑賞、そしてグループに分かれての討論及び

発表と初めてのことばかりで社員も疲れたかもし

れません。

 

グループ討論ではどんな会話をしていたのでしょう。

知らない者同士、しかも業種の違う新入社員同士です。

それでも、グループごとの発表ではしっかりとした

意見が出ていました。

 

 

社会人になって仕事というものをするようになると

覚えなければならないことがたくさんあります。

私の時代というか私が初めて入社した会社は「自分

で見て、経験して覚えろ」という方針の会社でした。

半年ほど先輩社員について勉強しましたが、その後は

「一人で何とかしてこい」といった感じでした。

それはそれでもいいかもしれませんが、そうやって

仕事を覚えたと思ってしまうと新入社員に対してどう

教えていいものかがわかりません。

「昔みんなはそうだった」といったことをよく聞き

ますが、かの山本五十六も「やってみせ 言って聞か

せて させてみて 誉めてやらねば人は動かじ」と

言っています。

自分で覚えたというのは勝手にそう思っているだけで

本当は先輩方に教えてもらって育ったんですね。

 

働き方改革にとってどのように効率よく仕事をしていく

かがこれからはますます大事になっていきます。

体制が整っている大きな企業にしれ見れば当たり前に

できることでも小さな会社ではなかなかそうもいきません。

それでも、少しづつ改善していくしかありません。

いつか、今の経営者にとってはやりずらい働き方も普通

になるときが来るのでしょうね。