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2020.11.24

社長ブログ

観天望気

 

大工さんが屋根の断熱の施工をしています。

最近は屋根断熱の家が増えているのでしょうか。

私は自社のことしかわかりませんが。

 

断熱材は隙間なく施工することが大事です。

継ぎ目はテープで、隙間や木との接続部はウレタン

で欠損をなくしています。

 

屋根の野地が完了しました。

昔のことを思うとずいぶん屋根に手間がかかるよう

になりました。

昔は断熱と言っても2階の天井裏にグラスウールを

敷きこむのが一般的でしたが、今ではこのような

施工もしています。

 

こちらは瓦屋根の野地ですが、ルーフィングも変わっ

ています。

屋根のルーフィングと言えば黒いアスファルトルーフ

ィングが一般的でしたが、こんなルーフィングもあり

ます。

すべて暑さ対策ですね。

一時期寒さ対策ばかりでしたが、ここ数年の夏の暑さ

は異常で暑さ対策も重要になってきています。

 

屋根と言えばつい台風が気になりますが、

今年は少なくとも近畿地方ではこれといった被害もなく

大きな台風は上陸しませんでした。

もちろん来ないに越したことはないのですが、

「ハチが低いところに巣をつくると大きな台風が来る」

というのを聞いたことがありませんか。

私の家では目の高さのところにハチが巣を造っていました。

「今年も大きな台風が来るのかな」と心配してましたが、

何事もなくてよかったです。

 

この生き物の行動から天気を予報することがあります。

ほかにも

「燕が低く飛ぶと雨」

「ハチが低く飛ぶと雷雨が発生する」

「ミミズが地上に出てきたら大雨」

「クモが糸を張ると次の日はいい天気」

などがあるようです。

「観天望気」というそうですね。

知りませんでした。

 

台風が来なくてよかったと思って調べてみると11月30日に

上陸した例があるそうです。

まさかもう大丈夫ですよね。