2020.11.4
社長ブログ
森林技術センターへ行ってきました。
高取町にある森林技術センターに来ています。
これは試験体の性能を調べる機械です。
壁状に造った試験体に力を加えることでその
試験体の性能を計ります。
試験体を台の上に建てて、右に突き出ている金属
の板で試験体を挟み横から油圧で力を掛けるよう
になっています。
これは当社が今施工させてもらっている家の屋根です。
当社は今も合板(コンパネ)を使わずに杉の板を使っ
ています。
この幅の狭い杉の板では合板のように屋根の面に強度
を持たせることはできませんが、杉板を斜めに貼るこ
とで構面を造ることができないかと思い杉板を斜めに
貼った試験体を造って、上記の試験場で性能を調べて
もらう予定です。
うまく利用できれば杉板の需要も増えるかもしれません。
耐用年数もおそらく合板よりも杉板のほうが長いはずで
すし、素材にこだわる人にもいいのではないかと思います。
こちらの機械は木材のヤング係数を計る機械だそうです。
台の上に載せた木材に上から油圧で押さえつけて計ります。
二人でパソコンを覗き込んで何をしているかと言いますと
ズームで施主さんと打ち合わせです。
遠方の方、出かけられない方にはいい方法です。
これからこのような打ち合わせが増えるのかもしれません。
これも「コロナ」のおかげ?でしょうか。