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2020.09.21

社長ブログ

家づくり

世間は連休ですが、私は出社しています。

コロナの影響も感染が広がっているとはいえ

この連休はどこも人だかりのようです。

高速道路も今までの渋滞になっているようです。

いつまでも閉じこもってばかりはいられないよう

で、景気もかなり回復していくことでしょう。

しかし、大きな打撃を受けて店じまいをしたと

いった話も耳にします。

その点建築業界というのはあまり大きな打撃を

受けていません。

ほぼどこも従来通りに営業しているのではない

でしょうか。

 

 

先日着工式を開催しました。

新築工事や大規模リフォームの時に施主さんと

従事する業者さんとの顔合わせを兼ねて行って

います。

事前に施主さんと顔合わせしておくことで工事

がスムーズに進むようにという意味もあります。

そして着工式の後は業者さんと工事内容の確認

を行います。

この着工式が行われていれば工事も順調に受注

ができていることになります。

 

観光や外食産業などにくらべると、建設業をし

ている工務店というのは有利な立場にあると思

います。

同じ建設業でも公共工事をしている会社は工事

の発注については自治体任せですから、営業をし

て仕事が増えるわけではありません。

発注される仕事をこなしていくしかありません。

しかもそこには入札というものがあるので必ず取

れるとは限りません。

 

家を造っている工務店というのはいつも大きな

市場があります。

しかし。お客様と信頼関係を作らないと契約に

結び付きません。

かなり家庭の状況に足を踏み入れることになります。

それだけに信頼関係が大切です。

どんなものを造っているかということも大事ですが、

これに勝るものはありません。

家は売るというより造るものだと思っています。

この関係さえ築ければどんな時代になってもいい家

づくりの提案ができるはずです。

これは「聞く力」かもしれません。

住宅は日本でも最大の産業です。

いろんな業種が動きます。

そしてこれから先も家の価格は2000万、3000万

そしてもっと高額の物件であり続けると思います。

理想の家庭、住まい、間取りへのあこがれや夢は

なくなることはありません。

ただ、これから先どのような家づくりが望まれるのか、

これが先取りできれば経営は楽です。

しかしそう簡単ではありませんし、仮に先取りしても

あっという間に他社も同じ方法を取ります。

いたちごっこ、市場の取り合いみたいですが、これから

どんな家づくりが求められるのか楽しみでもあります。