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2018.04.19

社長ブログ

大濱浄竿という人

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知人の紹介で、京都にある黒田材木店さんにお邪魔してきました。

写真右に座られているのがこちらのご主人です。

材木店の入り口に作られた限られた空間ですが、こちらは「大濱浄竿」

という大工さんが作られたものです。

あまり知られていないのですが、書道においても名を残されているよう

です。

ひとしきりこの空間の奥の深さをご主人に説明していただきました。

とてもここでは書ききれないくらいの技術が施されているようです。

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階段の芯柱ですが、細い曲がった木を使って周り階段を吊っています。

実はこの木は鶴の首をモチーフにしています。

そして段板を支える親桁は亀をモチーフにしています。

鶴と亀がところどころに表現されて造られています。

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よく見ると段板にはこのような彫り物まであります。

絵の心得もあったようです。

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段板の側面なのですが、指先ほどの大きさの彫り物がありました。

よく見ると、大工さんが使う墨壺です。

有名な寺社仏閣には時々、人目につかないところにそれを作った大工

さんの墨壺が置いてあることがあるそうですが、この人も同じような

ことを思ったのでしょうか。

残念ながら、この建物は取り壊される運命にあるようです。

反対運動を呼び掛けている人いるようですが、残ればいいですね。

このようなつくりに興味のある方は訪ねてみてはいかがですか。