2018.08.23
社長ブログ
鉄骨の家のリフォーム
鉄骨の家をリフォームさせてもらいました。
鉄骨にも軽量鉄骨といってハウスメーカーが手掛けている
プレハブの家もありますが、この家は重量鉄骨と言って
3階建てや倉庫によくつかわれる構造の家です。
ほぼ柱さえ触らなければどんな間取りでもできます。
木造住宅の場合は、やっぱり限度があります。柱と柱の間隔
も遠くなればそれなりに大きな梁が必要になりますし、
2階の外壁が載るところには壁も必要になります。
木造の場合の仕口(部材が直行するところ)はヒンジといって
自由に動くものという前提があるので筋かいや合板で補強する必要
がありますが、鉄骨の場合は動かないものとされるので筋かいなど
はありません。
古民家のような伝統的な工法の場合は、大きな部材で複雑な仕口を
作り水平方向の貫や土壁で柔軟で粘りのある仕口となっています。
リフォーム前は一般的な間仕切りの多い間取りでしたが、
かなりオープンな間取りへと変更しています。
断熱はサッシの交換などによって効率を上げています。
今度の土曜日(25日)・日曜日(26日)の二日間完成の見学会を
させてもらいます。
間取りの変更や断熱リフォームをお考えの方はご参加ください。
台風が近づいていますが、ふと東の空を見ると虹がかかって
いました。
だんだんと風が強くなってきていますが、大きな被害が出なけ
ればいいですね。
近所で自治会の方でしょうか、スピーカーで早めの避難を呼び
かけておられました。
何が起きるかわかりませんから、早めの準備と心構えは必要です。
田んぼや川の水が気になっても「様子を見に行かないこと」。
気になっても危険には近づかないことですね。