2018.12.10
社長ブログ
消費税増税
今日、日ごろお付き合いさせていただいている業者さんが
モデルハウスに来られました。
その折、「消費税増税」の話になりました。
前回の5%から8%に増税されたときは増税の1年前には
明らかに大きな動きがあったそうなのですが、今回はいまだ
に大きな動きがないということです。
そういえば当社も増税に伴うような大きな動きはありません。
ご存知の方も多いと思いますが、消費税率は住宅の引渡しを
した時の税率が採用されます。
今回の場合は2019年9月30日以前であれば8%で、10月1日
を過ぎれば10%になります。
ただし、注文住宅の場合は2019年3月31日までに工事請負契約
を完了していれば引き渡しが2019年10月1日を過ぎても消費税
は8%が適用されます。
この場合は、引き渡しがいつになっても消費税は8%のままです。
これはリフォーム工事でも同じです。
大きな買い物ですから、2019年3月31日までに契約しておいた方
が得だとは思うのですが、住宅ローン減税や住宅エコポイントの
復活の可能性などもあり、「住宅購入を急ぐ必要はない」という
意見もあります。
しかし、現時点では具体的に決まっていないうえに、住宅ローン
の金利や地価の上昇、購入を延期した場合の家賃負担などを考慮
すると必ずしも先延ばしが得策とは言い切れません。
来年の3月末といえばもう3か月と少ししかありませんから、増税前
にという人はすでに契約にかなり近づいていることでしょう。
今からプランの打ち合わせをして契約に持っていくというのも無理
があります。
また造ろうとする家の工期にもよります。
半年かかるような家ならば3月中に契約しておかなければならないで
しょうし、2カ月や3カ月で完成するような家ならば7月の契約でも間
に合うことになります。
しかし、駆け込みで受注が殺到してくると9月の引渡しに間に合わない
ということもあり得ます。
どちらにしても注文住宅を検討している人にとっては思案のしどころですね。