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2019.02.26

社長ブログ

古材の再利用

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建て替えを検討されている方の家に来ています。

大きな家なので新しい家に使える材料がないかを

調べています。

これは床の間にある天然の絞り丸太のようです。

ちょうど次の家にも茶の間があるので使えそうです。

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点検口から屋根裏をのぞかせてもらいました。

棟木や母屋に割と大きめの丸太が使われています。

これも再利用の候補に挙げます。

化粧の丸太としても使えそうです。

このように昔の家に使われている材木は古材と言われて

再利用できるものです。

よく乾燥していて、新材よりも硬く収縮やひび割れも

これ以上発生しません。

建て替えの場合は、今までも何度か使わせてもらいました。

ただ、母屋や棟木の場合は下から見たときはきれいなのです

が、屋根の面が腐朽している時もあるので解体してみるまで

分からないこともあります。

そして再利用するにしても構造計算上の強度が満たせるだけの

断面が必要になります。

また、当然使うだけの長さは必要です。

先日モデルに来られた方で、「今ある家の材料を使ってほしい」

旨を伝えたところ、ほとんどの会社で「無理です」と言われた

そうです。

今の家はほとんどがプレカットで造られています。

そこへ、構造用の集成材がたくさん使われています。

プレカット工場では古材は扱ってくれません。

製材された乾燥材でないと工場のラインに入れることはできません。

また集成材を使っている会社ではその中に無垢材を混ぜることは

しません。

集成材は強度が決まっていますが、古材を個別に計算したりという

ことはしません。

自社で1棟ごとに構造計算をして、大工さんが墨付け・手刻みして

いればできることです。

プレカットでも特殊な丸太などは大工さんが刻んでいることもあり

ますが、どの会社も余計な手間は掛けたくないというのが正直な

ところかもしれません。