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2019.03.2

社長ブログ

省エネ基準と伝統的な家づくり

2020年の省エネ基準の義務化が見送られることになった

という記事は以前に書かせてもらいました。

それほど難しい基準ではないということも書かせてもらいました。

ところが先日ある建築家の先生と新築の打ち合わせをしていたとき

「義務化が見送られて助かった」と言われてました。

どうしてかというと、今でも土壁で施工している物件があるからです。

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この土壁では断熱性能は期待できません。

しかも、室内側が真壁(柱が見えている仕上げ)

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そして、外部も真壁

IMG_20180630_101103.jpg

となると断熱材をいれるところがありません。

省エネ基準が義務化されると写真のような家は建てられなくなるのです。

室内側に断熱材を施工すれば少なくとも外壁は大壁になります。

また、外部に断熱材を施工(外断熱)すれば柱は見えなくなります。

写真の家は新築ではなく古民家のリフォームですが、このような家が建て

られなくなるのはやはりさびしいです。

伝統的な家づくりをしている会社は今も全国にあります。

伝統的な家づくりを守っていこうとする工務店さんが困ってしまうことに

なります。

確かに省エネ、断熱、は大事です。

ヒートショックを防ぐには断熱は重要です。

と言って、伝統的な家づくりがなくなっていいということにはなりません。