2019.03.4
社長ブログ
平屋の需要
人口減少に伴って「夫婦+子」の世帯数が減少傾向にあり
単独世帯が増加傾向にあります。
そのせいか家も「平屋」が増えてきているようです。
人口は減少していますが、世帯数はまだ2025年までは
増えていくと予測されています。
人口が減って世帯数が増えるということは1世帯当たりの
世帯人員が減るということです。
高齢者のみの単独世帯が増えていくんでしょうね。
世帯人員が減れば家も必要な部屋数が減ります。
実際家も小型化してきています。
20年前から5年ごとの推移をみると
139.4㎡→136.0㎡→131.7㎡→125.2㎡→120.7㎡
と年々小さくなっています。
この小家族向けの家として平屋の需要が高まっています。
平屋というと以前は、子供が独立した後シニア層が建て替え
や住み替えのときに考えるものでしたが、今では1次取得者も
平屋を希望することが増えてきています。
住宅着工全体に占める平屋の割合はほぼ10%になっています。
特に九州が多いようで、台風や震災の影響があるようです。
反対に平屋率が低いワースト5のうち4位が京都、5位が奈良
というのが意外な感じがします。
当社も平屋の家は数件施工させてもらっています。
平屋の家は施工面積が限られるので工事費はそれほどでもない
ですが、坪単価で表示すると高くなります。
平屋と総2階では建築面積は同じでも屋根と基礎は同じだけ
必要ですが、床面積はほぼ倍の違いがありますから坪単価は
高くなります。