2019.05.10
社長ブログ
九谷焼
石川県加賀市にある九谷陶芸村に来ています。
トイレの手洗い鉢を探しに来ています。
「九谷焼」は有名ですが、この九谷村で良質の陶石が発見
されたことで佐賀県の有田まで技能の習得に赴き、この地
で産業として始められることになりました。
しかし、約50年後には廃窯となっています。
当時の磁器は「古九谷」と言われますが、ここ加賀市で造ら
れたものではなく佐賀県の有田で焼かれたものという説が
有力となっています。
その後、19世紀になって再興され現在に至っています。
何気なく、地図を見ていると「松井秀喜」のベースボール記念館
が近くにあります。
九谷焼は濃色をたくさん使った図柄が特色です。
額に入った絵画のように見えますが、これも焼き物です。
信楽なども見に行きましたが、このような作品はありませんでした。
九谷焼独特のようです。
寂しいのは、どの店も広くてきれいにされているのですが、
閑散としていることです。
平日だからなのかわかりませんが、信楽でも平日は閑散として
いました。
このような伝統工芸はこれから先どうなるんでしょうね。
とりあえず、お気に入りを一つ購入してきました。
そういえば先日信楽で陶器祭りがあったようです。
当社ではよくトイレや洗面に手洗い鉢を使います。
施工例をお見せしたら気に入ってもらえたのか、
打ち合わせ中のお客さん2組から、現地から問い合わせがありました。