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2019.07.22

社長ブログ

瓦の屋根

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屋根工事ですが、ここ数日は雨続きで思うよう

に進みません。

晴れれば晴れたでこの時期は暑さで大変です。

瓦工事も重なるときは重なるもので施工の方が

追い付いていないのが現状です。

昨年の大阪での震災や近畿地方を襲った台風

の影響をまだ引きずっているように感じます。

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屋根と言えばこのガルバリウムも当社ではよく施工

します。

軽量で比較的安価で施工できます。

デメリットは太陽の熱をそのまま伝えてしまうのと

金属ゆえに雨のはねる音が気になるという人がいます。

こちらは同じ屋根でも瓦とは違って職人さんは鈑金を

扱う職人さんになります。

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現代ではいろんな屋根材が使われていますが、日本の町並み

はやはりこの和瓦が似合います。

風致地区などは強制的にこの和瓦になります。

日本の木造建築は中国や朝鮮から伝わったもののようですが、

この瓦も朝鮮から伝わったといわれていますが、この瓦の形

和瓦とかJ型瓦と呼ばれますが、これは日本独自のものです。

リフォームで瓦の葺き替え工事をさせてもらいますが、

今、「土葺きにしてくれ」という人はいないですね。

やはり土をのせると屋根は重くなりますし、耐震診断でも土が

あるとないでは評点がかなり変わります。

耐震補強でも桟葺きに変えてもらうと施工も助かるのが現状です。