2019.09.8
社長ブログ
日本人と神道
今日は地鎮祭でした。
天気予報では雨模様でしたが、快晴というか真夏の日差しが
降り注いでいました。
神主さんも施主さんも準備をしているこちらも汗だくの状態なり、
何とかテントの日陰を利用しての地鎮祭でした。
地鎮祭と言えばほとんどが神主さんが行う神道の儀式です。
しかし、仏式にもキリスト教にも地鎮祭はあります。
キリスト教の場合は地鎮祭ではなく「起工式」というようです。
昨日、お世話になっている税理士法人の15周年記念で「東条英利」
という方の講演を聞かせてもらいました。
名前から想像できる人も多いかと思いますが、「東条英機」のひ孫
にあたる方です。
日本人の成り立ちや神道とのかかわり、世界からみた日本といった
ことについての話でした。
その中で「神棚」のお話がありました。
これはある施主さんに頼まれて造った神棚ですが、会社でも神棚を
祀っているところもあります。
そして倒産する会社の85%には神棚がない、
融資を検討する際、事務所に神棚があるかないかのチェック項目を
設けている銀行があるといった話がありました。
また、相続問題を起こす家庭には仏壇がないことが多いということも。
どちらも神様が後押しをしてくれたり、ご先祖様が守ってくれたりし
ているのかもしれません。
それとも祀ろうとする、信じようとする心の持ち方なんでしょうか。
日本では自分は無宗派と思っている人が多いですが、どこかで神様や
ご先祖様を頼っているのかもしれません。
日本にはあのいたるところで見かけるコンビニの倍の数の神社があります。