2019.09.30
社長ブログ
木工事の完了検査
大工さんの仕事が終わって内装(仕上)工事に入る前の
検査に来ています。
2世帯住宅へのリフォーム工事です。
元々床面積がたっぷりあったので1階と2階に世帯を分け
ています。
最近、リフォームに限らず新築でも収納を造作すること
が多くなりました。
玄関収納からカップボード、クローゼットなどほとんど
すべて造作しています。
家具などほとんどいらないように思います。
寝室にしても大きなカウンターが設置してあったりで、
一昔前ならただの四角い部屋だったところにも造作が
あります。
確かにあれば便利なものです。
あとから置く家具と違って妙な隙間もできませんし、
トータルにインテリアをまとめることができます。
しかし、造り付けの場合はいったん造ると移動するこ
とはできません。
こちらの家ではこんなものも造ってありました。
ベッドです。
桧のいい香りがします。
規格品が収まりにくいときに造作するのですが、4台ありました。
こんなテーブルも。
どんなものでも造ろうと思えば造れます。
すべて大工さんが造ったものですから、本格的な家具のようには
いきません。
しかし、人が腰かける椅子は安全性も必要なので大工さんが造る
ことはめったにありません。
こちらの家ではキッチン、洗面、浴室、トイレとすべての設備機器
を1階と2階に分けて設置しています。
完全に分離して生活できることができます。
しかし、設備費のかかるキッチンや浴室は共用という家もあります。
これは住む人それぞれでどちらがいいともアドバイスはできません。
お互いにあまり気を遣うくらいならば割り切って完全に分けておく方
が無難かもしれません。
食事くらいは一緒にとも思いますが。